今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

西部警察をGyaO!で見た

往年の刑事ドラマ「西部警察」がGyaO!でやってて見入ってました。

 

2年半の長期にわたって放映された西部警察のパート1(タイトルは「西部警察」)のほぼ真ん中辺りの時期のものでした。

 

時期でいうなら1981(昭和56)年の初め頃で、2年半の放映期間で唯一、初回にも最終回にも在籍しなかった加納竜さんの出演していた時期でした。ちなみに加納さんは歴代刑事役の俳優の中で唯一、舘ひろしさんとの共演がなかった訳で、舘さんが最初に演じた巽刑事の後任として登場し、同じ舘さんが鳩村刑事として復帰する前に番組を去っているので。

 

オープニングのこの階段を下りるシーンはパート1ならではで、刑事が変わる度にこのシーンも撮り直して新たなバージョンとなり、オープニングの冒頭を見るだけで大体どの時期か特定できるものとなっていました。
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刑事部屋の様子は渡哲也さんの大門だけが座っていて、他の刑事たちはこのようにぐるっと囲むように立っていることが多かったです。


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とにかく拳銃を使う事が多かったドラマですが、この時期はそういう意味でかなり地味な時期で銃撃戦のほとんどない回も珍しくなく、この回もこうして拳銃こそ持っていますが、刑事が発砲したのはほんの数発でした。

 

左側のゲンこと源田刑事役の苅谷俊介さんは左利きでした。


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この回の主役は右端のリキこと松田刑事役の寺尾聰さん。細身の体にジーンズがスタイリッシュで走る姿もサマになっててカッコ良かったです。


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西部警察の戦闘シーンで欠かせないのがこのカット。大門のショットガンが火を吹くところですが、この回で撃ったのは1発だけ。

ちなみにリハーサルではこのような発砲シーンは役者が「バーンバーン」と実際に喋りながら撃つという話を聞いたことがあります。

そういうのが馬鹿馬鹿しくなった、のが番組終了の理由という説もあったほどで。

 

近年のテレビドラマではもう絶対に見ることはできない作品ですが、このご時世、痛快アクションは流行らないのか、できないのか、なくなってほんとにドラマつまらなくなったな、と感じるばかりです。


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