今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (15)GOLDFINGER'99/郷ひろみ(1999)

油断してたら少し間隔が空いてしまった「今日の1曲」です。

 

今日はこの曲!

 

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作詞:Desmond Child, Draco Rosa(日本語詞*康 珍化) 作曲:Desmond Child, Draco Rosa

発売:1999年7月23日

売上:46.0万枚(オリコン最高13位)

 

1999(平成11)年7月発売の郷ひろみさんの76枚目のシングル曲です。

90年代に入り93年頃からチャートを賑わすようになってきた郷さんの楽曲で、当時はバラード三部作として「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」「言えないよ」「逢いたくて仕方ない」と立て続けにヒットを飛ばし、「逢いたくて…」は実に43万枚を売り上げていました。

そんな中で「AーCHI-CHI」のフレーズと独特の振り付けとファンキーなリズムで再び世の注目を浴びた楽曲で、郷ひろみ完全再ブレイクを印象づけたといってもよい作品です。

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45万枚超えとなると82年「哀愁のカサブランカ以来実に17年ぶりで、43歳にして全体でも3位の大ヒット曲(1位はよろしく哀愁)となりました。その後の曲と比べてもこの曲の話題性とセールスはダントツでした。

リッキー・マーティン「Livin' La Vida Loca」の日本語カバーで、歌いだしの前にこのタイトルを呟くように歌っています。

 

この辺りから歌番組を賑わすようになって、「ジャケットプレイ」が彼の代名詞のようになっていまだにやってたりして、ある程度年齢がいってからの彼のキャラを決定づけた曲、といっても過言ではないでしょう。

アーチーチーのフレーズは、彼自身の発案らしく、スタッフが造ったものではない「自己プロデュース力」の高さも感じさせるエピソードですね。

この当時路上ゲリラライブを敢行し、警察も出てきた話もありましたが、たしかにあれはよろしくない話でしたが、ある意味宣伝というか話題づくりだったのでは、と思いました。「何をするか分からない面白さ」を感じさせる存在として、注目を浴びるための手段だったのではないかと。いわゆる「事件」沙汰ですが、良い方に作用して良かったですね。