今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (69)だって・フォーリンラブ・突然/三原順子(1982)

少し間隔が開いてしまった「今日の1曲」。

 

今日はこの曲!

三原じゅん子 だって・フォーリンラブ・突然 歌詞 - 歌ネット

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作詞:T.C.R横浜銀蝿R.S.、山田麗子/作曲:TAKU

発売:1982年5月21日

売上:24.9万枚(オリコン最高11位)

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1982(昭和57)年に発売された三原順子(現・三原じゅん子)さん8枚目のシングル曲です。

この曲が出た当時は、テレビのランキング番組は普通に見ていましたが、この曲の存在を知ったのは20年以上も経った、かなり後の事でした。

当時は「三原順子」名義でしたが、1980(昭和55)年のデビュー曲「セクシー・ナイト」オリコン最高8位、17.8万枚のヒットとなり、いきなりTOP10に入って、当時は松田聖子最大のライバル」とか、当時入れ替るように引退を迎える「ポスト山口百恵と目された存在でした。

それこそ、80年代の百恵さんキャラで突き進んでいく人と思っていたので、その後まさかこれとは対極の世界に身を置くとは思いもよりませんでした。何がどうなってこうなったのか!まさにそんな感じでした。

しかし、その後はTOP10に入る曲がなく、結局デビュー曲のみとなってしまい、この曲で久々にヒットを飛ばし、枚数は「セクシー・ナイト」を超えて自己最高を更新しますが、最高位はわずかに及ばず11位止まりでした。

それでも最初の3曲ほどは、デビュー曲とほぼ同程度の売上を記録し健闘しました。

そしてこの曲が売上枚数では、彼女最大のヒット曲になります。

 

この曲は、作詞がT.C.R.横浜銀蝿R.S.と、当時の銀蝿一家入り?を思わせるものがありましたが、彼らは一家以外にも西城秀樹さん「セクシー・ガール」(1981年)という曲を提供していたりします。また、作詞に山田麗子」の名前が併記されていますが、これは三原さんが「3年B組金八先生」で演じていた役名です。

いわゆる「ツッパリ」の役柄で、リンチシーンでの「顔はヤバいよ、ボディやんな」という衝撃ともいうべきケンカ慣れヤンキーならではのセリフを吐いた事でも大変有名でした。その役名をペンネームに彼女も作詞に携わり、この名義での作品はいくつか見受けられます。

それにしても、その山田麗子が「三原じゅん子」先生になったのか、180度人生の方向転換ともいうべき転身ですね。

作曲はTAKU氏、横浜銀蝿のベーシストで、当時アイドル曲の作曲をいくつか手掛けていましたが、黙っているとボーカルの翔さんとそっくりで区別がつきませんでした(笑)

 

それにしても「だって・フォーリンラブ・突然」ってこのタイトル、最初見た時「誤植?」と思う程語呂がしっくりこなかったのは自分だけでしょうか?いわゆる「斬新」だったのかもしれません。

軽快なテンポが、銀蝿一家のつくったアイドル曲っぽさを感じますし、間奏のヘビーかつ軽快な感じに、特にそういう面が顕著に表れていると思いました。