今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (90)瞳はダイヤモンド/松田聖子(1983)

他のブログ更新でなかなか手が回らず、更新が開いてしまった「今日の1曲」。

 

今日はこの曲!

 

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作詞:松本隆/作曲:呉田軽穂

発売日:1983(昭和58)年10月21日(当時21歳)

売上枚数:56.8万枚(オリコン最高1位

1983(昭和58)年10月発売の松田聖子さん15枚目のシングル曲です。

 

松田聖子さんの曲は初めて記事にしますが、個人的にこの時期、昭和58年発売曲が特に好きです。同じ年に発売された天国のキッスと、この曲は自分の中で双璧です。

 

この曲は「天国のキッス」の2作後になりますが、その間の曲がガラスの林檎とは思いませんでした。「ガラスの林檎」⇒「天国のキッス」⇒?⇒「瞳はダイヤモンド」と思っていましたが、違ってました。

 

松田聖子さんという人はもちろんこの時代のトップアイドルな訳ですが、当時は世間一般の評価が二分され、広い支持を得る一方で、彼女のような正統派路線以外を好む者もいる、という感じでした。

自分はそんな聖子ちゃん派ではなく、奈保子ちゃん派?でしたが、聖子さんの楽曲自体はいいなと思うものが少なからずあり、特にこの時期の曲は好きでした。

ヘアスタイルにもその理由があるのかもしれません、この時期はそれまでの聖子ちゃんカットではなくストレートで短くなりイメージと楽曲がマッチした感じになってきた、自分の中でそう感じたのかもしれません。

 

この曲は最高1位で、58.0万枚を売上げましたが、聖子さんシングルは3枚目「風は秋色」から26枚目「旅立ちはフリージア(1988年)まで、24作連続オリコン週間シングルチャート1位を記録していました。

そんな数々の1位を記録した中で最も売れたのは、1996(平成8)年発売の「あなたに逢いたくて」で、これが唯一のミリオンセラー(110.1万枚)を記録しています。最初の独身時代に最も売れたのは、この曲の前の「ガラスの林檎」(85.7万枚)だったのは調べてみて意外でした。その次が、初めて1位を記録した「風は秋色」(79.6万枚)とこれまた意外でした。

知名度抜群の赤いスイートピーは50.0万枚と、この時期のシングルの平均的な枚数でした。彼女の楽曲の場合、知名度と売上はあまり連動してないようです。

 

この曲の作詞は松本隆さん、作曲は呉田軽穂こと松任谷由実さん、ユーミンです。

このコンビでは結構作っていて、作家陣的にはスタンダードなものです。特に松本隆さんの作詞はかなり多数起用されており、その中で聖子さんの曲では初といって良い失恋ソングだといいます。

確かに最初っから♪愛してた って言わないで… から始まるところからも窺えます。

この歌い出しの後に続く、落ち着いた前奏のメロディーが個人的に一番好きです。

そしてその後に、しっとりとした歌い口がまたすごくいいなと。なんとなく情景をゆっくり思い浮かべる時間をつくってくれるような、そんなしっとりとした歌い口で、その楽曲の世界観に引きずり込まれていくように感じます。

 

♪いつ過去形に変わったの の部分は、当初「いつか固形に変わったの?」だと思っていました、冗談抜きに。歌番組で歌詞のテロップが出た時に「いつ 過去形に変わったの」と出て、「過去形か」と分かりました(笑) 当時中一で、英語の授業で「過去形」という"日本語"を覚えたばかりだったので、何とか理解できました、って感じでした。

 

そしてサビは♪ああ泣かないでメモリー ですね。聴いていた当時はなんのこっちゃでしたが、いろんなフレーズを意味も考えずに聴いていただけで、悲しい想い出にならないで、というそんな思いも込められているのでしょうか?とか、考えるようになるのは大人になってからでした。

 

今聴いても色褪せる事のない、しっとりとした良い曲ですね。

 

 

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