今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (98)夏のヒロイン/河合奈保子(1982)

一年の後半に突入したと思ったら、早くも中旬になっていた「今日の1曲」。

 

今日はこの曲!

 

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作詞:竜 真知子/作曲:馬飼野康二

発売:1982(昭和57)年6月10日(当時18歳)

売上:21.5万枚(オリコン最高7位)

1982(昭和57)年6月に発売された河合奈保子さん9枚目のシングル曲です。

 

夏本格化を受けて?しばらく夏の曲を中心にお届けしてみようと思っています。

そんな第一弾ですが、この曲は河合奈保子さんのシングルでは3番目に売れた曲で、最高はこの翌年のエスカレーション」(最高3位。34.9万枚)で、次は逆にこの前年の「スマイル・フォー・ミー」(最高4位。26.0万枚)で次がこの曲と同点3位で、この曲の次のシングル「けんかをやめて」(最高5位。21.5万枚)です。「けんかをやめて」と同数というと、結構すごいなと思わされます。

 

作詞が竜真知子さん、作曲が馬飼野康二さんという事で、奈保子楽曲ではお馴染みのコンビですが、実はこの曲が彼らが手掛けるのが最後となってしまいます。そしてこの次からは竹内まりやさんの作品が続き、ちょっと大人の作品然とした楽曲になっていきます。

 

なのでこの楽曲までは、等身大というか10代の女の子の楽曲という感じで、この曲は特に「夏」が前面に出た、トロピカルな雰囲気の、とにかく明るくて元気いっぱい!という感じの曲でしたね。そんなキャピキャピした奈保子節の堪能できる最後の曲かもしれません。

 

チャンスチャンス!というフレーズを本人は一度も歌詞として歌う事はありませんが、コーラスに出てくるこのフレーズが多い事も特徴的な曲でした。

この夏のヒロインにきっとなれる、そんなチャンスだという事です。

今の時代に「渚のヒロイン」を目指す女性がいるのかは分かりませんが、そういう方たちの応援歌といってもよい曲だと思います。

 

音源にはありませんが、「ザ・ベストテン」などの歌番組で歌っていた時は、1番を歌い終えて間奏に入ろうか、というところで「ゃっ!」というものすごく微妙なシャウトをしてたのがまた印象的でした。

ホントにしたかどうか分からないぐらいのレベルで、ライブ感を出してみたけど、ちょっと恥ずかしい、みたいなホントに軽く叫ぶみたいな感じのもので、今見返しても当時の記憶のまんまで、間違ってなかったことが証明できてよかったです(笑)

 

純粋に彼女のストレートな性格のそのまま出た最後の曲だったかもしれませんが、そういう意味でファンとして楽しめる曲だったと思います。ちょうど40年前の夏を彩った曲のひとつでした。

 

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