気がつけば11月もあと数日、つまり今年ももうあと1ヶ月ちょっととなってしまった「今日の1曲」。
今日はこの曲!
↓MVはコチラ↓
作詞/作曲:つんく♂
発売:2013(平成25)年7月3日 (当時平均16.0歳)
売上:2.7万枚(オリコン最高4位)
2013(平成25)年7月に発売されたスマイレージ(現:アンジュルム)14枚目のシングル曲です。
●初の両A面
当時はシングルのリリースペースが早かったので、メジャーデビューして3年ちょっとでもう14枚目のシングルリリースとなりましたが、その14枚目にして初の「両A面シングル」となりました。以後はこのような両A面もしくはトリプルA面のどちらかでリリースされ、単一曲でのシングルは前作「旅立ちの春が来た!」で終わりとなりました。
●シンプルな白衣裳
このジャケットは本作の衣装となりますが、MVでもこの衣装でパフォーマンスしています。
それまでの楽曲はアイドルらしい衣裳か私服っぽい衣裳かでしたが、この服はOL制服っぽい、当時平均年齢16歳の彼女たちからすると、少し背伸びした大人っぽい感じのシンプるな白一色の衣装で、曲の世界観がよく表された衣装である事を感じます。
●スケッチブックに歌詞
MVでは歌われていく中で、時々ピンポイントでメンバーが歌詞の書かれたスケッチブックを持って立っているのが特徴的な部分です。
●特徴的な音
個人的にこの曲を聴いていて最も印象的な部分は?と聞かれると、電子音のようなピロリロリという音です。この曲のこの部分に惹かれて気に入るようになり、更にはスマイレージに引き込まれるようにまでなったといっても過言ではないほどでした。それくらい自分をスマイレージ沼に引っ張り込んだ曲でした。
それまではどうも子供っぽい感じもあってか、この1年前に初めてイベントで「生で」見たものの、そんなにハマり切れなかった事もあり、特に気に掛かってもいませんでした。しばらく経ってこの曲のこの音に惹かれ、そしてMVを見ていくうちに少し大人っぽくなっていった彼女たちを見て、成長を感じたり、今後に期待を持てたり、そんな感じで以後の楽曲に楽しみを見出したりしてハマっていった、と今から振り返っても感じます。
勿論もう1曲の「ヤッタルチャン」の存在も大きかったですね。カッコいい曲と楽しい曲を、歌いこなせるようになった、と感じた部分もあり、このグループに対する期待感や愛着がわいたのも確かな事でした。
●もう2、3年経ったら
この部分を歌うめいめいこと田村芽実さんの歌唱の高さを激しく感じたものでした。絞り出すような迫力を感じ、自分の中でめいめいの歌唱に高まったのは、この作品が初めてだったように思います。
スマイレージは最初4人でデビューして、当時は王道アイドルとか天下を取れるとか言われていましたが、メンバーの月々の離脱に解散寸前のところまでいった末に、新メンバーが加入し、この当時の体制に落ち着きました。
この体制はいわゆる「6スマ」と言われ、3年間メンバー変動なしという「超安定期」を過ごした頃で、本作のリリース時はその3年間のちょうど真ん中にあたる時期でした。途中加入で茨の道を歩んだと言われる2期メンバー達でしたが、この顔ぶれもすっかり定着して、しかも戦力になってきてという頃で、これからがスマイレージの試されるところであったように思いました。
ちなみに♪もう2、3年経ったら、彼女たちはいい具合に大人になり、いい具合のグループになっていただろうな、と思っていましたが、、2年後には既にグループ名が変わっていて、後輩となる3期メンバーも入っていました。そして翌年、つまり3年後にはここから2人卒業していました。やはりサイクルは早く儚いもの、ですね。
●コールの楽しい曲
♪ほっといてほしい~ の部分を輪唱のようにコールしたり、サビの♪新しい私になれ の部分をウゥゥオイオイ!とコールしたり、コールするところには実に事欠かない曲で、ヲタク参加型要素の高い曲でもあります。
●ひと昔以上
この曲は今からもう9年も前の曲で、グループもアンジュルムになり、当時いたメンバーは現リーダーの竹内朱莉さん(タケちゃん)ただ一人になりましたが、一人でも残ってるのがすごいですね。
そして「ミラクル」は起きました。
この頃はまだホールコンサートもできず、ライブハウスでのツアーすらなかった頃でしたが、翌年初めて日本武道館公演に立ち、アンジュルムになってからは毎年行われていて、多くの芸能人・有名人のファンがつき、今週11/30(水)ツアーラストの形で日本武道館公演に立ちます。残念ながら現地での参戦は難しいものの、地方の映画館から応援させて頂きます。という訳で今アンジュルムは武道館公演を控えている状況です。