今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (180)朝まで待てない/ザ・モップス(1967)

もうすでにGW目前!というか、前夜なのでもうGW同然!な「今日の1曲」。

 

今日はこの曲!

 

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作詞:阿久 悠/作曲:村井邦彦

発売:1967(昭和42)年11月10日 (鈴木ヒロミツ:当時21歳)

売上:3.8万枚(オリコン最高38位)

1967(昭和42)年11月に発売されたザ・モップスのデビューシングルです。

 

モップスについて

ザ・モップスと表記されていますが、当時のグループサウンズブームに乗っての命名と思われ、「ザ」のない「モップス」と称される事が多いように思います。

世は完全なるGSブームの中でしたが、彼らはGS特有の「揃いのユニフォーム」ではなく、このジャケットの衣装から見ても全員バラバラで「枠からはみ出た」感満載でした。

「日本初のサイケデリックバンド(サウンド)」と言われ、その奇抜な見た目はインパクト十分でしたが、確かな実力にも溢れた本格的なロックバンドのはしりともいわれる存在でした。

二大巨頭として、一人は鈴木ヒロミツ氏をフロントマンとし、そのパワフルなヴォーカルはこの時代には早すぎたかもしれず、もっと評価されて良いと思いますが、彼の早世は残念でした。いま一人は星勝氏、重厚なバンドサウンドのメロディーメーカーとして、また鈴木氏と違った形のパワフルさをもったヴォーカルも大変魅力的でした。

鈴木ヒロミツ氏なんて、自分が子供の頃、ドラマでコミカルな三枚目役をやってるちょっと太ったおじさん、的なイメージしかなかったので、後になってこのモップスでの歌唱を聴いて、大変衝撃的でした。ちょっと古いかもですがサンプラザ中野くんよりもパワフルじゃないか?ぐらいの迫力あるヴォーカルで、なんでこの人ロックシンガーとして大成しなかったんだろう?と不思議で仕方がありませんでした。

 

そんな彼らは1968~69年にかけて、幾多のGSバンドがあっという間に解散しまくっていく中を生き延び、1970年代を迎え世は「ニューロック」といわれるサウンドがトレンドになっていく中も活動し、コミカルな月光仮面や正統派のフォークロック的な「たどりついたらいつも雨降り」など、むしろ脱GS期の頃の方がヒット曲に恵まれました。
多数のマイナーバンドはおろか、スパイダース、タイガース、テンプターズなど世を席捲したメジャーバンドすら殆どのGS勢がとっくになくなってしまっていた1974(昭和49)年に解散しています。

 

●1973年新録版

個人的に実は、この曲を聴いたのは1967年のオリジナル版ではなく、この6年後の1973(昭和48)年のセルフカバー版でした。

これをセルフカバー版と知らず「1967年でこのサウンドと歌はカッコよすぎないか?」と勝手に思っていましたが、1973年Versionと知ってなるほどとと思いましたし、それでも(この時代でも)かなりカッコいいな、と思いました。

これと比べるとやはりオリジナル版は、音がラフでボコボコしてて、鈴木ヒロミツ氏のヴォーカルもパワフルさに欠けるものがありました。聴く順が逆ならまた違う感想だったのかもしれませんが。

 

●歌詞

♪今すぐ会いたい 朝まで~待てないぃ~

の部分がやはり印象的です。若いな~と(笑)

その後、♪Can't Wait(待てない)のコーラスが入るのも。

♪諦め 捨てたはずなのに

会いたくて待てない…という 男の感情がもろに出た歌詞だなと全般に感じます。

ちなみに作詞は阿久悠氏、それまでも作詞活動をしていてシングル盤にも採用はされましたが、この曲が本格デビュー作だそうで、タイトルの「朝まで待てない」は曲の主人公の感情というより「曲の締め切りが朝に迫っていたから」だそうです。

 

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