5月も下旬で暑さも本格的になってきた「今日の1曲」。
今日はこの曲!
↓動画はコチラ↓
作詞:阿久 悠/作曲:都倉俊一
発売:1977(昭和52)年12月5日 (ミー当時19歳、ケイ当時20歳)
売上:155.4万枚(オリコン最高1位) ※1978年度 年間1位
1977(昭和52)年12月に放送されたピンク・レディー6枚目のシングル曲です。
●ピンク・レディー最大ヒット曲
1970年代末期を中心に、空前のピンク・レディーブームが発生し、一時代を築いたピンク・レディー。出す曲出す曲オリコン1位になり、5作連続ミリオンセラーを記録し、大人から子供まで彼女たちの歌を歌い、振り付けをマネし、TVで見ない日はないくらい…そんな大人気で、実際その時の事も覚えていますが、歌番組、バラエティー、CM…とにかくどこでも見かけました。
そんな彼女たちの楽曲の中でも、最も売れたのがこの曲でオリコンでの売上枚数で150万を越えているのはこの曲だけです。
おそらく今でも「ピンク・レディーの楽曲でまず浮かぶのは?」と聞かれると、この曲が浮かぶ人が最も多いと思います。「サウスポー」「モンスター」「ペッパー警部」等色々ヒット曲はありますが、やはり🎵UFO!のインパクトが絶大だと思います。
●ユーフォー の呼び名
アメリカでは「ユー・エフ・オー」と呼ばれながらも、一部では古くから「ユーフォー」と呼ばれていたといいます。日本では、それまで「未確認飛行物体」という日本語から、「ユー・エフ・オー」と呼ばれる時代を経て、この曲のヒットによって「ユーフォー」が定着したといわれています。
やはり冒頭の🎵UFO!のフレーズが独特のポーズと共に大変有名になりましたね。
●独特の振り付け
曲の色んな部分で、当時誰もが見た振り付けがでてきます。
何とも言えない有名すぎる前奏の部分もそうですし、直後の🎵UFO!のポーズもあまりに有名ですし、
🎵手を~合わせて見つめるだけ~で
からの部分も「こんな振り付けだった」と後から見ても思い出せます。手を振ったり、足をガニ股っぽくしたり…。
●歌詞
そういえばこの歌詞がかなり宗教がかってる、という話を友達と昔したことがありした。実際はどういう意図なのか分かりませんが、「手を合わせて見つめるだけで 愛し合える話もできる」ってテレパシーみたいなそんな感じをもったので、そんな話になったな、ととか思いながら。
しかし歌詞を見てるとそれだけではなく、全面的にすごい曲ですよね。
「信じられない事ばかりあるの」
と超常現象的な事いって
「それでもいいわ」となって
「地球の男に飽きたところよ」
と結ぶあたり、人間を超越した、なんなら地球を超越した恋愛??という壮大なスケールの曲だな、となりました。宇宙人とランデブー、みたいな(笑)
●作家陣
ピンク・レディー黄金期の楽曲であり、作詞:阿久悠さん、作曲:都倉俊一さんという、黄金コンビです。
かつて'70年代の初頭にはこのコンビで山本リンダさんをブレイクさせましたが、昭和50年代にはピンク・レディー旋風を巻き起こした張本人となった訳ですね。
●音
曲の出だしの最初の🎵キュルルルルル…みたいな音が、既に空飛ぶ円盤がやってくるような雰囲気をだしていますね。この7年後?位に小泉今日子さんの「迷宮のアンドローラ」という曲で、この音(こんなような音)を聴く事となります。
Bメロ?だと
🎵くちづけするより甘く
の後の🎵ターンタタカタ などの音は、翌年に出た郷ひろみさんの「バイブレーション」の同様のBメロ的な部分にも同じような音が出てきて、この時代の象徴的な音づくりなのかな?と昔から思っていました。
一番印象的な音はやはりアレですかね、
🎵UFO!の直後の、🎵タカタタッタッタッ…と繰り返すやつかなと。
この音は何回も出てきますし、終わりも行ってみればこの延長上の🎵タカタタッ、タカタタッ…の音を畳みかけて、また🎵UFO!で終わる事となります。
この曲を頂点としながらも、ピンク・レディーは絶頂期を迎えていく、そんな時代の曲でした。