8月盆休みが終わったと思ったら、もう8月が終わりゆく「今日の1曲」。
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作詞:安井かずみ/作曲:村井邦彦
発売:1970(昭和45)年5月11日 (当時19歳)
売上:48.4万枚(オリコン最高2位) ※1970年度 年間13位

1970(昭和45)年5月に発売された、辺見マリさんの2ndシングルです。
●大ヒットシングル
ハーフでエキゾチックな顔立ちの辺見マリさんは1969(昭和44)年11月に「ダニエル・モナムール」(1969.11.10発売。最高36位。6.0万枚)という曲でデビューし、6万枚を売上げましたが、ここから半年後に出た2ndシングルでした。
これが発売されるとオリコン最高2位まで上り詰め、48.4万枚を売上げ、1970年度の年間13位を記録する大ヒット曲となりました。
当時の歌謡界ではなかったようなフィンガーアクションや、
♪やめて
のような過激さを感じさせるフレーズ、吐息まじりの歌唱、それらが実に斬新なもの(まだ山本リンダさんが「どうにも止まらない」でブレイクする以前のおとなしい歌謡曲を歌っていた頃)でしたが、当時のNHKでは放送できなかったといわれ、この1970年の紅白歌合戦には出場したものの、代表曲である本作ではなく、次のシングルである「私生活」を披露したといいます。
当時はグループサウンズなどではアクションを使う事はあったと思いますが、ソロ歌手がポーズをキメて歌う的なものはほとんどなかったのではないか、と思います。
歌い方も単に「♪やめて」ではなく
♪ぃやめて~
と小さい「ぃ」を冒頭に入れているところがミソですね。本当は愛されたいけど、そうなるとどうにもならなくなるので、言葉としては拒むという、ある種麻薬に溺れたくない系の曲とでもいいますか。心底言ってる「やめて」ではない、その気持ちを巧みに表現しているといえます。
しかし単にお色気系の曲というだけではなく
♪分かっててーも~
と盛上げる歌唱は声の通りが良く、歌手としてしっかりできている事が感じられ、ビシッとキメてるなと感じました。
●各新人賞を受賞
本作により、この年創設された「日本歌謡大賞・放送音楽新人賞」と「日本郵船大正・新人賞」「日本レコード大賞・新人賞」を受賞し、大ヒット共に高く評価される事となりました。
その後も、いくつかのヒット曲をリリースしますが、これを越える作品はなく、2年後の1972(昭和47)年には突如、西郷輝彦さんと結婚し芸能界を一時引退しました。しかし本作のブレイク後に同系統の歌手が現れるようになり、一部では「辺見フォロワー」と呼ばれるほど影響力をもっていました。
とにかく辺見さんの代表作となった本作で当時の人気を決定づけ、西郷さんとの結婚、娘のえみりさんの活躍等、その都度話題になる方ですが、個人的には復帰後の大映テレビドラマ「少女に何が起こったか」(小泉今日子さん主演)の学長一族のイビリ役がインパクトがありました。これで認識したようなものなので、そういう悪役女優なのかな、と思っていたぐらいです(笑)
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