今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

鳥取/智頭 西河克己映画記念館など

鳥取県八頭郡智頭町、旧智頭宿周辺の横町通りにあった塩屋出店、その中にこのようなものが…

西河克己映画記念館です。

西河克己さんとはこの智頭町出身の映画監督で、1950年代から監督を務められ、70年代には表にあるような後に夫婦となる「百恵・友和」共演映画の監督も多く手がけてこられました。
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門をくぐって中に入ります。 

このような小さいながらも存在感のある西洋館がその記念館であり、元々は1930年代に建てられ、キリスト教の教会堂などに使用されていたところ、西河監督から映画関係の資料が寄贈されて記念館として活用されるに至ったそうです。

入館は無料です。
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入口はこんな感じです。

派手さがないのが奥ゆかしいところです。
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門をくぐった奥には記念館があった訳ですが、その手前にはこのような塩屋出店の内側となる建屋があり、現在は「食事処 もみの木亭」として活用されているとの事ですが、食堂然とはしていたものの人っ気が全くありませんでした。
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記念館を出て、歩いていると程なくこの中町公民館へ。

これもまた登録有形文化財で、元々は大正10年ごろ個人病院として建てられたものだそうです。
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公民館前の敷地には、御本陣跡の看板が出ていました。

江戸の藩政時代に参勤交代で鳥取から江戸へと上る際の最初の宿としてこの地が用いられ、帰りも同様に鳥取までの最後の宿だったそうです。
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こんな感じで長々と智頭町ドキュメント?!をお送りしてきましたが、智頭宿周辺はかなり堪能しました。前にも書きましたが、今度は昔ながらの雰囲気が色濃く残る板井原集落、行きたいな、と思いを残しつつこの智頭の旅、終了します。