今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (277)夏の扉/松田聖子(1981)

8月がスタートし、暑い夏はまだまだ続く「今日の1曲」。

 

今日はこの曲!

 

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作詞:三浦徳子/作曲:財津和夫

発売:1981(昭和56)年4月21日 (当時19歳)

売上:56.8万枚(オリコン最高1位) ※1981年度年間14位 

1981(昭和56)年4月に発売された松田聖子さん5枚目のシングル曲です。

 

●フレッシュ!フレッシュ!フレーッシュ

のフレーズでおなじみのこの曲、「夏」といえば…出てくる定番曲でもあります。

資生堂エクボの「ミルキィフレッシュ」という洗顔用乳液のCMに起用された曲で、実際のCM出演は当時「それゆけ!レッドビッキーズ」などのドラマで活躍していた山田由紀子さんという方が出ていました(聖子さんはエクボができないから、とか)

発売後40年以上を経過していますが、このフレーズだけで誰の何の曲か?いまだに多くの人が知っているという、ある意味後世に歌い継がれている曲、という事になります。

 

●全開ポップス

それまでの聖子さんの曲というのは、最初にサビが来て明るいポップソングかと思いきや、その後のAメロ以降は幾分メランコリックだったりして、いわゆる「カワイ子」アイドルが歌うにはやや難解な部分があるように思いましたが、この曲は終始ポップなメロディーの中で歌われている、まさに全面がポップな曲といえます。

 

●作家陣

作詞は三浦徳子さん、作曲は財津和夫さんと前作「チェリー・ブラッサム」(1981.1.21発売。最高1位。67.6万枚)と2作連続で同じ組み合わせで、三浦さんの作詞は今作が最後となり、「チューリップ」のフロントマンでもある財津さんは広く浅く他者へ曲を提供していますが、特に聖子さんには多くの曲を提供していますが同郷(福岡県出身)だからでしょうか?

 

●売上

オリコン最高1位を獲得し3作目「風は秋色」(1980.10.1発売。最高1位。79.6万枚)から3作連続1位で、その後も長く連続1位を獲得し続ける事になりますが、売上は56.8万枚で「風は秋色」をピークにだんだん売上枚数自体は減っていきますが、この曲ではまだ50万枚を上回る強さで、その後はしばらく50万枚前後で推移していきます。

 

髪を切った私に~

当時の事を忘れてしまい、ショートカットにした時に歌っていたのかな?と思いきや、それはその年の紅白での歌唱の時で、リリースされた時期はまだいわゆる「聖子ちゃんカット」の頃であり、この曲の冒頭の歌詞である「髪を切った私」ではなかったのですね。

 

●黄色の衣装

がとても印象的な曲です。

聖子さんのシングルの衣装で、黄色ってあまりイメージがなくて、割と白とか赤のイメージが強かったのですが、この曲では黄色の衣装でポップな曲調に乗せて笑顔全開という感じで、デビュー後1年間半くらいの1980~81年くらいでは青い珊瑚礁に次ぐくらいの認知度ではないかと思います。ポップなインパクトの強い曲で、他の曲よりも個性が目立ちやすいと感じます。

 

●夏の(は)扉

サビの部分で、最初は曲名のまま

夏の扉を開けて~

と歌っていますが、その後は

♪夏扉を開けて~

と変えているのがミソだなと思います。

というか、なんで2回目は「は」なんだよ?と幼心になんとなく感じたものでした。

その後に続く

♪裸の二人包んでくれる

という歌詞には子供心に軽くドキドキしたものでした。アイドルの曲で「裸」とかいうのか、みたいな。別に珍しくはなかったんでしょうが、個人的に当時初めて聴いたような記憶があったもので。

 

これまで記事にした松田聖子さんの楽曲

 

lefthand926.hatenablog.com

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