今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (168) 付き合ってるのに片思い/Berryz工房(2007)

2月はろくに更新できないままに3月を迎えてしまった「今日の1曲」。

 

今日はこの曲!

 

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↓MVはコチラ↓

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作詞/作曲:つんく♂

発売:2007(平成19)年11月28日 (当時平均14.7歳)

売上:3.1万枚(オリコン最高6位)

2007(平成19)年11月に発売されたBerryz工房15枚目のシングル曲です。

 

●3年半

今から19年前の今頃、2004(平成16)年の3月3日に「あなたなしでは生きてゆけない」でデビューを飾ったBerryz工房、その時はメンバー8人「全員が小学生」という鮮烈なデビューでした。そしてこの月から3ヶ月連続シングルリリースという怒涛の活動ぶりでした。

このシングルは、そのデビューから3年半が経ち、当時の平均年齢は14.7歳、高校生が2人(「ももち」も高1でした)に、中学生が5人という構成で、だいぶ大人っぽくなったとはいえ、まだまだ若いグループでした。

しかし、このMVを見るとそれを感じさせない、もう少し年上の大人っぽい感じの雰囲気に仕上がっていて、既に芸歴3年余り、というところを感じます。

個人的には、この曲でBerryz工房のひとつの到達点にきた、と感じられ、Berryz工房の代表曲といっても過言ではないと思っています。

もちろん、これ以前にも初めてオリコンTOP10入りとなった「スッペシャルジェネレ~ション」は名刺代わりの代表曲で、初期Berryzの顔的な曲だとも思いますが、まだ子供の要素が残っていて、年齢がまだまだ低い割に少し大人の雰囲気を感じさせるのは、この年の作品くらいかなと思いますが、とりわけこの曲にはそのような感じがありました。

 

●初の3万越え

それまでのBerryz工房の楽曲は、売上枚数が3万を越える事がなく、2万台でウロウロしていたような感じでしたが、この曲で初めて3万枚を突破しました。

オリコン最高6位を記録していますが、累計売上が3万少しというのが、昭和と違って「CDの売れなくなった時代」を感じさせますね。

 

●お決まりフレーズ

ハロプロの、つんく♂の、ある意味お決まりのフレーズといえる♪WOW WOW YEAH YEAH~で始まる王道ソング、と思いました、最初の部分を聴くだけで(笑)初めて聴いた時に、ものすごく「王道」を感じた訳です。

 

●大人、を感じた曲

初めて知ったのは2010(平成22)年頃でしたが、当時のBerryz工房の印象って、モーニング娘。に続くハロプロのユニットで子どもばかりが集まってたという予備知識はありましたが、「この子達まだ続いてたのか?」とそんな感じでした。

それで2010年当時の最新を見た後、ずっと過去を遡っていったのですが、当然の如く初期は子どもという感じで、どの辺から大人っぽいと思えるかな?と見ていった時に、この曲!と自分ではなりました。

まず全員小学生だったデビュー曲「あなたなしでは生きてゆけない」ってどんなだったのかな?と見て見ると、これが意外なまでに「大人」な楽曲で、めちゃくちゃ背伸びして歌わせていたんだな、と感じました。「こんなフレーズを歌わせるの?」みたいな

この翌月出た2ndシングルファイティングポーズはダテじゃない!からリリースベースでは、2人が中学生、6人が小学生の構成となりましたが、しばらくは年相応の?曲という感じで、その後少しずつ大人っぽい楽曲も出てきましたが、背伸びしている少女感がありました。

そんな事を考えながらこの曲のMVを観てると、大人っぽいものでも背伸びしてる感が薄く、どこか余裕すら感じていました。セリフの♪ね、いいでしょ?の部分は逆に、ちょっとお年頃の少女があえて子ども感を出しているような、それまでと逆の印象を受けました。そのくらい、メンバーたちが大人になっていってる、事を感じました。

 

●タイトル

は「付き合ってるのに片思い」ですが、歌詞では♪付き合ーってても片思い と、タイトルと歌詞が若干違うのが面白いのですが、タイトルとして「付き合ってても片思い」がしっくりこなかったからでしょうか??

 

●メロディー

ゆったりとした淡々としたメロディーで、肩の力を抜いて聴ける楽曲です。

割にかわいい系の曲で、後のBerryz工房のカッコいい系に振り切っていくスタイルとはだいぶ違った感じですが、当時はまだこんな感じで、正統派の要素も多分にあったのかな?と感じました。

 

ともあれ、個人的に感じているBerryz工房の代表的楽曲の御紹介でした。

 

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