今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (209)アジアン セレブレイション/Berryz工房(2013)

 

www.uta-net.com

 

↓MVはコチラ↓

 

www.uta-net.com

 

作詞/作曲:つんく♂

発売:2013(平成25)年3月13日 (当時平均19.9歳)

売上:3.1万枚(オリコン最高8位) 


2013(平成25)年3月に発売されたBerryz工房31枚目のシングル曲です。

 

●平均年齢19.9歳

2004(平成16)年の結成時は全員小学生で、以後1人の卒業を除きずっと同じメンバーで続けてきたBerryz工房ですが、そんな彼女たちの平均年齢10代だった最後の作品です。

 

アジアシリーズ

前年リリースされたCha Cha SING(2012年7月発売。最高6位。3.3万枚)というタイのスーパースターであるトンチャイ・メーキンタイ氏の楽曲のカバー作品の流れで、次作「WANT!」(2012年12月発売。最高3位。2.8万枚)というこちらは韓国っぽい楽曲を挟み、本作では広く「アジア」という括りがコンセプトとなっています。そういう異国的なナンバーの続いた時期だったといえます。

 

ちなみに表記は「アジアン セレブレイション」と間に半角スペースが正規であり、全角スペースだったり、間に「・」は入ったりはしません。

 

●タイ公演

本作のリリース直前に2度目となるタイ・バンコクでの公演が行われ、翌日には一部メンバーでミャンマーでも公演が行われ、ミャンマーで日本のアイドルが公演するのは当時初であったそうです。

 

●DJ調

出だしは、みやこと夏焼雅さんの♪はいはーいみなさんお元気?… から始まるDJ調で、ミラーボールやターンテーブルも頻繁に出てきて、まさにDJでありディスコです。

サビにも何度も♪ディースコ ディースコ と出てきますが、アジアとDJとディスコ、これがこの曲の主要要素と感じます。といってもアジアはそんなに強く感じませんでしたが…

 

●似ている曲?

初めて聴いた時から、この曲に似てるな、とすぐに感じたのがコルベッツ「Danger City」という1992(平成4)年の曲でした。

90年代前半の代表的な刑事ドラマ刑事貴族3」の前半期のOPであり、「相棒」でおなじみの水谷豊さんや寺脇康文さんが走り回っていたドラマですが、最初の♪ハーハーハっ、て感じがおんなじで、雰囲気も似た曲だなと思っていました。

Danger Cityです↓


www.youtube.com

 

●ファンキーでスピーディー

全体的にそんな感じの印象を受けました。

♪パパパ Party Party セレブレイション

と何度も繰り返すファンキーな洗脳ソングにして、

意外と?ダンスが揃っていて、キチっと型にはまったところも多々見られる感じがあって、洗練された感はありました。

個人的には、このグルーブ感すごいいいなと思って「これは売れる」と勝手に思っていましたがオリコン的には最高8位、3.1万枚止まりは意外でした。

 

●万遍ないソロパート

Berryz工房の楽曲は、ともすればソロパートにかなり偏りがあって、ソロパートのないメンバーもいたり、一言だけだったりとかしますが、この曲は全員にそれなりの見せ場があって、あまり顕著な偏りが感じられず、それぞれメンバーの「推し」がそれなりに満足するものだと思います。

 

●お経パート?

落ちサビ前?の

♪なやみやっかみ Dislike It~

の節回しが、すごくお経っぽいと感じました。。

当時法事でお経を読んだ後にこの曲を聴いたもので余計に…。

 

●聞き違い歌詞

♪わらってまうぜ

というパートがありますが、個人的にこの部分「笑ってまうぜ」(笑っちゃうぜ)の関西弁かと思っていました。関西弁だと「わろてまう」になりますが、人によっては「わらってまう」という言い方をするので、それかと思いまして。

ではなくて、「笑って舞うぜ」なんですね。歌詞ちゃんと確認するまで誤認したまんまでした。

 

ターンテーブル

この曲に欠かせない要素ですね。

間奏では逆回しもしながら、言葉が繰り返されたり、ラストには「ブニュー」という音と共にスローモーションになったり、そこからの♪パパパ パリパリ セレブレイション の繰り返しによる大団円という感じで、このディスコ曲は終わります。

 

この曲が、もう10年も前かと思うと、時の流れを感じますが、Berryz工房は2015(平成27)年の活動停止後、メンバー7人のうち3人が先日9月10日の「Hello!Project25周年記念コンサート」(於:国立代々木競技場第一体育館)のステージに立って、往年のナンバーと共に色あせない輝きを放っていました。

歴史あるものならではですが、輝きが色あせないのは本当に素晴らしいと思います。

 

にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ
にほんブログ村