9月が始まった「今日の1曲」。
今日はこの曲!
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作詞:三浦徳子/作曲:Kern Jerome
発売:2016(平成28)年3月9日 (当時平均16.7歳)
売上:初動4.2万枚(オリコン最高2位)
2016(平成28)年3月に発売されたカントリー・ガールズ3枚目のシングル曲のひとつです(トリプルA面)
●まず、カントリー・ガールズとは?
カントリー・ガールズは元々は、今はマー君夫人の里田まいさんなどで一世を風靡した「カントリー娘。」を前身とするハロプロことハロー!プロジェクトのアイドルグループです。
このカントリー娘。は実質的に休眠状態となりながらも、ずっと里田さんが1人で守ってきていました。
そして2014(平成26)年、このグループを自らが賞賛する「ももち」こと嗣永桃子さんに新グループとして託す形で、世界にも通用するグループになるように、との思いも込められ「カントリー・ガールズ」と命名されました。
当時ももちは、自らが所属する「Berryz工房」のメンバーでしたが、グループが来春2015(平成27)年3月3日をもって、活動停止になる事を発表していた直後の状態でした。
Berryz工房は実質的な解散となりハロプロの第一線からも退く事となりますが、里田さんはももちを「プレーイングマネージャー」に指名し、新生グループとして、ももち以外のメンバーが5人選出され、ここに正式にカントリー・ガールズが誕生し活動を開始、ももちだけはBerryz工房の活動停止後に合流する形となり、本格的にグループは活動を開始していきました。
●オールディーズカバー
この曲は、他の「恋はマグネット」「ブギウギLOVE」と共に、トリプルA面の1曲としてリリースされましたがカバー曲であり、それもかなり古い1932(昭和7)年にリリースされた「星に語れば」というアメリカの曲を日本語カバーしたものです。このカバー以前に「マツコの知らない世界」のOP曲といえば分かり易いでしょうか。
出だしの♪ラン ラルン の部分は、特に「マツコの…」で有名で、聞けばメロディーがすぐに浮かぶというものです。
●メンバー追加後初シングル
3枚目のシングル曲として発売されましたが、前年11月に加入した梁川奈々美さん、船木結さんの初シングルとなります。初参加という事もあってか、あまりソロ歌唱で目立つシーンがなく、既存メンバーとかなりカットに差があった感がありましたが、メンバー構成的には、初期からは一人ぬけてしまったとはいえ、この時期がもっとも充実した形だったと思います。
結果的にグループとしては短命に終わりましたが、この時期のメンバーが続いていれば…少し違った形になってたいかもしれません。
●お得意のジャンル
カントリー・ガールズは他のハロプログループと違って、「かわいい系」の楽曲が多く、またこのようなジャンルがとてもハマったグループでした。
このトリプルA面シングルの中でも、この曲が最もその世界観を顕著に表したものであり、その後のグループの代名詞的なものとなっていきました。
カントリー・ガールズはこの翌年、2017(平成29)年6月をもって「ももち」が引退し、その後は単体のグループで専任の活動形式が取られず、一部メンバーは「学業の合間を縫って活動」となり、他のメンバーは他のハロプログループへ移籍し、その移籍先が本業となり、カントリー・ガールズでの活動は「兼任」という不思議な形態での活動となりました。
こうしてカントリー・ガールズは単体での活動が皆無となり、ツアーもできず、一部イベントはあったものの、シングルも「配信限定」となり、そのま活動規模を縮小して、2019(令和元)年12月をもって活動を終了しました。
それからは「兼任」していたメンバーは「移籍先」に専任となりましたが、今年6月モーニング娘。'22にいた森戸知沙希さんのグループ卒業をもって、カントリー・ガールズのオリジナルメンバーはすべてハロプロから卒業となりました。