今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (115)めぐり逢い/石野真子(1985)

9月になっても昼間はまだまだ暑い「今日の1曲」。

 

今日はこの曲!

 

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作詞:松本隆/作曲:上田知華

発売:1985(昭和60)年6月21日 (当時24歳)

売上:不明(オリコンチャートインなし)

1985(昭和60)年6月に発売された石野真子さん19枚目のシングル曲です。

 

●復帰第一作

アイドルとして1978(昭和53)年にデビューした真子さんは、1981(昭和56)年に結婚引退しましたが、1983(昭和58)年に女優として復帰し、暫くは歌を歌っていませんでしたが、2年後にこの曲とアルバムで歌手復帰しました。

そんな歌手復帰第1弾シングルでしたが、残念な事にこの曲からオリコンチャートインがなく、その後21世紀に入ってから本格的に歌手復帰し、何枚かのシングルもリリースするも現時点ではチャートインなしの状態が続き、個人的にはなんとか1作、100位以内に入るシングルがほしい、と思うところです。

 

●大人の作風

それまでのアイドル歌謡ではなく、アイドル時代にも20歳が迫った頃にはグッと大人の作風にシフトされた楽曲をこなしていましたが、久しぶりに会った恋人との再会で沸き起こる心情を綴った、そんな歌詞になっています。

瞳が合うだけで、あの頃へと時が逆さに戻る…と、かつての相手と久しぶりに会って、それでさよなら、ではない結末を思わせる歌詞も、この2人はどうなってしまうのか?とふと考えさせられてしまいます。

 

●24歳

結婚離婚を経ての当時24歳でしたが、アイドル時代がかなりベビーフェイスでもあったせいか、ものすごく大人になったような感がありました。

酸いも甘いも嗅ぎ分けたような大人の女性が放つ、かつての恋人と思わせる男性との再会劇を歌い綴り、そしてどうなった??という感じの、思わせ振りな終わり方に、尚もまたミステリアスな雰囲気が漂います。

 

●その後

そこからその雰囲気をある程度保ちながら年を重ね、一定の年齢になってもそこかしこに漂うかわいらしさと大人の美しさを維持しながら、芸能界を生き抜いてきたのは立派の一言です。

その後は2年後にシングルを出すも、暫くは歌の世界から離れていましたが、21世紀初頭に歌の世界に戻ってきました。

シングルもリリースしましたし、ライブツアーも敢行、よくあるアコースティックVersionのアレンジにして、往年の名曲を披露したりしていましたが、雰囲気は少し変わってもキーは当時から下げずに歌いこなしていて、歌唱力を維持していたのも素晴らしいと思いましたし、また改めて当時の歌唱力の高さも感じたものでした。

 

これからもまだまだ歌の世界で魅了してほしいと思う歌手のひとりです。

 

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