今日の1曲　(182)ハッピー・ラッキー・デイ／遠藤久美子(1998)

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作詞：遠藤久美子、Rino／作曲：菊地圭長

発売：1998(平成10)年8月21日　(当時20歳)

売上：1.0万枚(オリコン最高35位)

1998(平成10)年8月に発売された遠藤久美子さん2枚目のシングル曲です。

エンクミの愛称で親しまれた遠藤久美子さん、結婚出産を経て現在は女優としての活動に専念しているようですが、一時期アイドル的に活動し限定的ですが歌手活動を行っていた時期があり、本作はその当時のもので2ndシングルとして発売されました。

デビュー曲は1998年4月8日、自身の20歳の誕生日当日にリリースされた「好きなら好きっ！」(最高15位。2.6万枚)という楽曲でした。

ここから2000(平成12)年11月の「CROSSROAD」(オリコンチャートインなし)までの2年半ほど歌手活動としてシングルリリースが行なわれていました。

タイトル通り、ハッピーでラッキーな？全面的に明るさが押し出された曲です。当時の彼女のキャラクターそのものという感じでしょうか。

歌声がかなりハスキーで、デビュー当時の堀ちえみさんをよりハスキーにした感じ、というのが個人的な感想です。この前年にドラマ「FIVE」で共演していたシノラーこと篠原ともえさんっぽい歌い方のようにも若干思えました。

共同作ではありますが、本人が作詞に関わっています。

ウフフなんて言いながらイチャイチャしていつまでも一緒に居ようね、的な明るい楽曲ですが、たまにはこういう曲もあっていいのかなと思って聴いていました。ハッピー、ラッキーなどと何度も口にする事で幸福感を味わう、そんな暗示的なものもあるのかなとも感じました。

ともすれば恋の歌なんてとかく悲しいものとなりがちなんですが、現実的にどうかという事は置いといて、彼女のキャラに合った明るく幸福感の散りばめられた歌詞になっています。

チャート的にはオリコン最高35位、1.0万枚の売上との事で、デビュー作よりかなり落ちてしまいましたが、1万枚以上売れた曲としては実は最後で、その後は数千枚レベルとなり、この事も歌手活動が早く終わる一因だったのかもしれません。

これは個人的な思い出になりますが、この曲のリリース当時、偶々うちの近所の大学の学園祭コンサートに来る情報を聞きつけ、チケットを購入し参加した事があります。

勿論、本作も歌われていましたし、デビュー曲の「好きなら好きっ！」も歌っていたと思います。

下の写真は、そのコンサートでのゲームコーナー的なもので観客全体に配られたもので、彼女の持っているカードと同じものを上げる、的なものではなかったか？すみません今となってはもう全然覚えてませんが…何せこのカードを使って観客全体とゲームをやっていました。

まさか、これを公開する日が来るとは思いもしませんでしたが、本作を紹介する場合には格好のネタになると思いこの機にupしてみました。

約四半世紀もの昔の、人気アイドル・エンクミちゃん時代のレアなものと思いますが、これを見て何かを思い出した方が出てきたら、それこそ公開して良かったというものです。