3連休があっという間すぎて悲しい「今日の1曲」。
今日はこの曲!
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作詞/作曲:つんく♂
発売:2013年3月20日(当時平均15.7歳)
売上:2.4万枚(オリコン最高4位)
2013(平成25)年3月に発売されたスマイレージのメジャー13枚目のシングル曲です。現在は改名して「アンジュルム」になっています。
ここのところ、新しい曲を挙げていると思ったら、殆どハロプロの楽曲なのですが、今回も御多分に漏れず、このスマイレージもハロプロのアイドルグループです。自分の持つ音源に2010年代以降は特にほとんどハロプロ楽曲しかないもので。
スマイレージはハロプロエッグ(現:ハロプロ研修生)から選抜された4人のメンバーで2009(平成21)年に「ぁまのじゃく」という曲でインディーズデビューし、1年強のインディーズ活動を経て、2010(平成22)年5月に「夢見る15歳(フィフティーン)」という曲で華々しくデビューしました。
当時は破格の扱い?で、ハロプロ既存の「Berryz工房」や「℃-ute」よりも厚遇の全員ブログやtwitterなどいち早く取り入れられ、キャンペーンも大々的で、全員が正統派アイドル然とした「最強の4人」と言われ、メディアに引っ張りだこでした。その年の日本レコード大賞新人賞も受賞し快進撃をとばし…に見えた翌2011(平成23)年に4人のうち2人が抜ける事となり急速に事態が変動していきました。
2011年8月にまず最初のオリジナルメンバーが抜ける事となり、これと入れ替わるかのように新メンバーが「サブメンバー」として一気に5人加入しました。4人から一時的に9人になり、すぐ8人になりましたが、サブメンバーの1人も病気により抜けて8人となりました。
この8人で新体制!と思いきや、オリジナルメンバーがもう一人、2011年限りで抜ける事となり、前年「最強の4人」として鳴り物入りでメジャーデビューしたメンバーのうち翌年までには2人も抜ける事となり、早々に「解散」の話も出たほどだったといいます。
そんな「危機」を救う新メンバーの加入だったはずですが、最強の4人のイメージが強く、またその姿を求めるファンから握手を避けられるという事態も発生したといい、苦難の新体制船出となりました。
2012(平成24)年はそんな6人でスタートし、これを「6スマ」と呼び、この当時のファンは今でも結構います。だいぶ方向性は変わった感はありましたが、この時の新メンバー(2期メンバー)の加入が、後のアンジュルムへの方向性を決めたといっても過言ではないと思います。
この「旅立ちの春が来た」が発売された頃は、その6スマ体制が始まって1年以上経った頃で、なかなかセールスには結びつかないながら、グループが面白くなって来ようという頃でした。
ちなみにスマイレージはこの曲で初めて、オリコンのデイリーチャート1位を獲得しています。(週間は4位)
この曲は「別れの春」の曲ですが、♪一生涯 会えない訳じゃないし とか、♪おおきくなってくるよ とか、別れたっきりというより、帰ってくるよとか再び会えるよ的な部分も歌われた曲、という感じがします。別れるけどしんみりしないでね的なものもあし、旅立つこっちは大丈夫だよ的なものも感じます。
スマイレージはこの翌年2014(平成26)年秋に、このまま新メンバーを追加する事となり、10月に「3期」メンバー3人が追加され、年末には「アンジュルム」への改名が決まりました。
2015(平成27)年初めから実質的にアンジュルムとしての活動がスタートし、メンバーのめまぐしい卒業・加入を繰返しながら現在まで7年余り続いています。
今回のジャケットはスマイレージ当時の訳ですが、今も残っているメンバーは右上の竹内朱莉さん(現・リーダー)ただ一人です。
女優・蒼井優さんや、シンガーソングライター・堂島孝平さんなど根強いファンをもち、またこれらの方々がコラボを実現するアンジュルム、6月には武道館公演も控え、ハロプロの中でも個人的にアンジュルム推しなので、その快進撃をこれからも見守っていきたいと思います。