今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (188)共犯者/矢沢永吉(1988)

6月中旬、2023年ももう半分が過ぎゆこうとしている「今日の1曲」。

 

今日はこの曲!

 

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作詞:大津あきら/作曲:矢沢永吉

発売:1988(昭和63)年7月6日 (当時38歳)

売上:7.6万枚(オリコン最高6位) 

1988(昭和63)年7月に発売された矢沢永吉さん21枚目のシングル曲です。

 

●2年ぶりシングル

永ちゃんこと矢沢永吉さんのシングルは1975(昭和50)年のソロデビュー曲「アイ・ラブ・ユー、OK」以来ずっと毎年コンスタントにリリースされてきましたが、1987(昭和62)年は全米発売された「FLASH IN JAPAN」のみで、この年日本国内でシングルがリリースされる事はありませんでした。

という事で1986(昭和61)年「BELIEVE IN ME」以来、2年ぶりの国内でのシングルリリースとなり、矢沢永吉、復活」的な形で大々的に売り出された記憶があります。CDショップでは等身大の写真パネルも見た記憶があります。人差し指と親指でL字型にして顎につける「小顔ポーズ」?みたいなポーズが印象的でした。

 

シングル発売の半月後に、同名のアルバムがリリースされ、その1曲目に収録されています。このアルバムもまた、国内発売のアルバムとしては2年ぶりの新作となりました。当時高校生でしたが、その事を思い起こすと、矢沢永吉という名前を久々に聞いたような、そんな覚えがあります。この前までは結構アメリカで活動して楽曲を出していたりしたので。

 

●移籍第一弾

それまでレコード会社がワーナーパイオニアで、海外でもワーナー系のレーベルから楽曲をリリースしていましたが、東芝EMIへレコード会社を移籍し、その第一弾シングルとして売り出されました。

以後約20年にわたり、自らのインディーズレーベルを立ち上げるまで、EMIのレーベルから楽曲をリリースしていました。

 

●久々のTOP10ヒット

復活のような印象をつけたのは、この曲の話題性もでしたが、オリコン的にも1982(昭和57)年の「YES MY LOVE」以来、6年ぶりにTOP10内にランクインした事もあるかと思います。7.6万枚と枚数はそれほどでもありませんでしたが、それまでの数作と比べると売れた方でした。

このあたりからシングル曲のオリコンTOP10入りが再び続くようになり、東芝EMI時代は安定した売れ行きだったと思います。当時39歳を迎える年で、「大人の不良性」みたいなのが打ち出された頃でもありました。

 

YAZAWA流ロック

音源を聴いていると、エレキの音こそ効いていますが、大人の雰囲気を持った淡々としたバラードという感じがします。

しかしライブ映像をを見ると、「いや、これはロックだろ」となってしまいます、永ちゃんのパフォーマンスならではですね。どんな曲もロックになってしまう、って感じで。

🎵共・犯っ者っ、て感じのコーラスは、初めて聴いた時は妙な違和感がありましたが、すぐに慣れました(笑)

この4年前にやはりシングルとしてリリースされた「逃亡者」という曲がありますが、これとの関連性は特にないようです(笑)

 

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