12月16日、PRODUCE101 JAPAN THE GIRLS、いわゆる「日プ女子」のファイナル、デビューメンバーが決まる日の「今日の1曲」。
今日はこの曲!
↓MVはコチラ↓
作詞:井筒日美/作曲:KOUGA
発売:2019(令和元)年11月20日
売上:7.0万枚(オリコン最高1位)
2019(令和元)年11月に発売されたアンジュルム27枚目(=旧スマイレージからの通算。アンジュルムとしては10枚目)の両A面シングルの1曲です。
●第二章スタートの曲
この年6月にアンジュルムの大きな転換点となる結成時からのリーダー・あやちょこと和田彩花さんが卒業し、代わって翌日よりタケちゃんこと竹内朱莉さんが2代目リーダーになりました。
これを「アンジュルム第二章」といわれていましたが、その竹内リーダー体制になって初のシングルです。
また、7月に加入した橋迫鈴さんのデビューシングルでもあり、12月に卒業を控えた中西香菜さんのラストシングルでもあります。
●初のオリコン週間1位
2010(平成22)年5月にスマイレージとしてメジャーデビュー以降、オリコンでデイリー1位になった事こそありましたが、週間1位になる事はこの9年間ありませんでした。
この曲でようやく「週間1位」を獲得し、メジャーデビュー後9年半にしてようやく掴んだ栄冠でした。
当初は新リーダーの体制がスタートし、また在籍メンバーの相次ぐ卒業や卒業発表で、揺れに揺れている状況で不安視される側面もありましたが、売行きは上々の滑り出しをみせました。
●アンジュで最も売れた曲
アンジュルムは今週12/13に「RED LINE/ライフ・イズ・ビューティフル」を発売しましたが、これを含めても現時点でスマイレージ・アンジュルムを通して「最も売れた曲」となっています。
今回の新曲は3代目リーダー・かみここと上國料萌衣さん体制の1発目なので、さしずめ第三章のスタートというところで、更新してほしいものです。
●Only One
自分の運命は自分次第という意味でのタイトルで、まさにオンリー1ですが、現状から1歩踏み出して、高みを目指そうというナンバー1の曲でもあるなと感じます。
●作家陣
作詞は井筒日美さんで、2005(平成17)年から作詞活動をされており、アイドルからアニメ、ゲーム音楽に起用される曲など幅広く作詞活動をされています。
アンジュルム楽曲では、この曲の後に再びオリコン週間1位を獲得した「愛・魔性」の作詞も手掛けています。
作曲はKOUGAさんで、クラシックピアノ、バイオリンなどを幼少時から習い、最近のハロプロ曲を多く作曲を手掛けている30歳の作曲家で、この当時は26歳の新鋭作曲家でした。
●この曲と桃奈
本日「日プ女子」ファイナルで、いよいよデビューメンバーが決まる訳で、このオーディションに出ている笠原桃奈(以後「桃奈」と表記)さんの運命が決まる訳ですが、この曲のリリース当時は16歳になったばかりの頃で、先輩が5人、後輩が4人という中堅の立場にいました。
この曲の詞のいたる部分に、今この舞台で活躍している彼女の事かな?と思うぐらい色々なフレーズが詰め込まれている事を感じますが、歌い出し2番目のパートを彼女が歌っていて、最初のパートをかみこが歌っていて、まさに「かみかさ双子」で始まる曲です。
そんな彼女を表すと思えるフレーズたちの中でも、特に
♪私史上 最高の舞台へと まっさらの第二章 熱く描こう
は、今まさに新しい舞台へと船出しようとしている彼女の事を表している事が強く感じられ、聴いていて感涙してしまいます。
さて、このあと本日14時~ いよいよ、日プ女子ファイナル始まります。
笠原桃奈さん、念願のデビュー勝ち取りを祈願します。
「笠原桃奈、てっぺんとろうね!」