今回初めて21世紀の曲を御紹介する「今日の1曲」。
今回はこの曲!
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作詞:谷穂チロル/作曲:tーkimura
発売:2001年11月14日
売上:5.3万枚(オリコン最高14位)
2001(平成13)年11月発売にされたFolder5の6枚目のシングル曲です。
このブログで初めて、21世紀の曲の御紹介です。
どうしても70、80年代の曲が好みで、かなり偏るもので、昭和歌謡を身体が欲するもので、なかなか21世紀曲が挙げられないですが、ただアイドル曲はハロプロ中心に21世紀曲を上げれます、というかほとんどそれかもしれません(笑)
さて、Folder5というこの女性アイドルユニットは、安室奈美恵さんやMAX、SPEEDなど90年代後半のシーンを席捲した「沖縄アクターズスクール」の出身であり、いわば「ポストSPEED」といった存在、と当時見ていました。そんな感じのダンス&ボーカルグループでした。
このジャケットでは女性5人のグループであり、その名の通り「5」となっているのですが、その前身はこれに男性2人が加わった男女7人体制で「Folder」というユニット名で活動をしていました。
当時パソコンが世に普及しだした頃で、”PCの「フォルダ」をクリックすると色々と情報が出てくるように、自分たちのグループも色々な情報が詰まってて色々な事を発信できる”というようなグループのコンセプトを発していた当時9歳の少年がいました。その少年こそが「三浦大地さん」でした。
やがて三浦さんを含む男性2人が離れる事となり、残りの女性5人で結成されたのがFolder5で、2000(平成12)年5月にデビューしており、この曲はデビュー1年半後にリリースされましたが、オリコン最高14位、5.3万枚の売上を記録し、先輩グループよりセールス的にかなりの開きがありましたが、この後は2曲シングルを出したのみで解散、というか自然消滅的に活動を終えており、少々残念な結果となっています。
Folderに三浦大地さんという大物がいましたが、Folder5にも大物OGがいます。
「満島ひかりさん」です。
当時グループ1番人気ではなかったようで、このジャケットでもセンターには写っていません。Ribbonの永作博美さんや、COCOの三浦理恵子さんのように、後に大物になる人はグループ所属時からセンターにいるケースが多いのですが、満島さんは歌唱シーンでも「抜き」が少なく、グループ活動を離れてから苦労して今の立ち位置を掴み取ったんだろうな、という事を感じます。
曲そのものの事を全然触れていませんでしたが、沖縄アクターズ系のサウンドに当時16歳前後の少女たちが切れのいいダンスを踊りながら元気よく歌う、という感じで、21世紀の幕開けを感じさせる、文字通り「GO AHAED」前を向いて進んでいこうという感じの、イキの良い曲です。