今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (207)シャンティ/島谷ひとみ(2002)

9月を迎えても昼間はまだまだ暑い「今日の1曲」。

 

今日はこの曲!

 

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作詞:康珍化/作曲:上野圭市

発売:2002(平成14)年1月30日 (当時21歳)

売上:8.4万枚(オリコン最高7位) 

2002(平成14)年1月に発売された、島谷ひとみさん6枚目のシングル曲です。

 

●最初は演歌歌手

島谷ひとみさんの楽曲を記事にするのは初めてなので、楽曲そのものに触れる前に島谷ひとみさんについてですが、なんと最初は「演歌歌手」でした。

デビューは1999(平成11)年7月、「大阪の女」(オリコン最高45位。4.8万枚)という、いかにもそれと分かるタイトルの演歌でデビューしました。オリコン全体では最高45位でしたが、演歌部門ではナント初登場1位を記録しており、全くの新人がオリコン演歌部門初登場1位を記録した初の歌手となりました。

デビュー曲が演歌で、2曲目からポップス路線転向という点では野口五郎さんと同じ道をたどっています。ただし2曲目は、それまで多くの歌手がカバーしてきた「涙くんさよなら」(2000年2月発売。最高89位)で、ここでは本人名義ではなく「Blue-Eye-Land」という別名を用いてリリースしており、「島谷ひとみ」名義の2曲目としては「解放区」(2000年9月発売。最高28位。4.4万枚)となります。

●ドラマ主題歌

だいぶ本作以外の事を書きましたが、この曲はテレビドラマの主題歌で、個人的にもそのドラマで歌われているのを見て、本作の存在を知りました。

稲森いずみさんが主演していた「プリティ・ガール」というドラマ主題歌に起用され、その圧倒的で情熱感があり、何より歌唱力のあるこの曲に「フルで聴きたい」と思うようになり、曲をダウンロードしました。

 

●歌詞

まず「シャンティ」とは「平和」を意味する言葉で、「戦争」と対極にある言葉といいます。

好きで苦しくて仕方ない相手がいて、でも諦めたことは一度もなくて…そんなあなたと理想郷で一緒になってエンドレスラブをするんだ、的な曲でしょうか。

 

●歌唱

冒頭の

♪あの星の光  

♪地球に届くとき

とそれぞれ一旦「止める」歌唱が印象的です。

歌唱で印象的なのは、やはりサビですよね

♪Shake it to me ×2 とか、

♪Put it to me、Pat it to me とか、

プーティトゥミパティトゥミ…と、早口言葉のような英語部分を実に淀みなくスパッと歌いきるところ、個人的にここが歌唱としてすごく「刺さった」と感じたものでした。

カッコいい歌い方で高まる曲って個人的にあるんですよね、詞よりもサウンドとか歌唱でハマる事の多い自分にとっては、この曲はその歌唱に高まりました。

 

●ダンス

今回この記事を書くにあたって色々調べる中、MVをまずみたら「こんなにダンスしてたの?」とビックリしました。ドラマの主題歌として流れていたのが初見で、その後音源を入手しましたが、MVは全く見たことがなかったので、すごいダンサブルな楽曲であった事を20年以上経って初めて知りました。

歌唱力は言わずもがなですが、そうかダンスもできる人だったんだなと。

 

●初のオリコンTOP10

島谷さんといえば亜麻色の髪の乙女(2002年5月発売。最高4位。37.5万枚)カバーが大ヒットし、ブレイクしたという感覚を個人的には持っていますが、その前のシングルが本作になります。

それまでオリコン10位台は何作か記録していましたが、6枚目にして本作でようやく7位にランクインしTOP10入りを果たしました。

このヒットが次の「亜麻色の…」のブレイクに繋がったのかもしれません。

 

●作家陣

作詞は康珍化さん、作曲は上野圭市さんです。康珍化さんは1980年代からのヒットメーカーで彼女の作品もいくつか手掛けていて、上野圭市さんは1990年代から当時のいろんな歌手のヒット曲を手掛けるメロディーメーカーで、ゲームミュージックなども手掛けていた方です。

島谷さんは特に康さんに対しての思い入れがあるようで、「年齢を重ねる度に康さんの歌詞が刺さる」というようなコメントをしていたのを見たことがあります。

 

●現在

個人的に2005年くらいまでは歌手としてよくメディアで見たな、という感じでしたが、ここ最近でも初めてシンガーソングライター的に作詞作曲を手掛けたシングルをリリースしたり、現在まで途切れなく歌手活動を継続中です。

 

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