今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (14)6番目のユ・ウ・ウ・ツ/沢田研二(1982)

寒くなり、更に日の短くなってきたそんな時期の「今日の1曲」です。

 

冬とは全く関係ございませんが、今日はこの曲!

www.uta-net.com

 

作詞:三浦徳子 作曲:西平 彰 

発売:1982年9月10日

売上:25.6万枚(オリコン最高6位)

 

1982(昭和57)年9月発売のジュリーこと沢田研二さんの37枚目のシングル曲です。

現在のところ、ジュリーのシングルでオリコンベスト10にランクインした最後の楽曲です。20万枚以上売り上げたのも、この曲が最後です。

ジュリーといえば、今でこそありませんが、若い時は派手なメイクをしていて、それが時代を牽引する象徴でもありましたが、賛否両論あったようです。

f:id:lefthand926:20211210230739j:plain

この曲は、サビまでは実に淡々と流れていき、なんといってもサビのこぶしを突き上げての「ハ!ハ!ハ!」ですね!

当時34歳でしたが、この時代の30代はおじさんと呼ばれる年代で、そんなおじさんがてらいもなく派手な中性的メイクで「ハ!ハ!ハ!」と叫んで…というので、うちの親戚なんかは難色?を示す人もいましたが、単純に楽しく面白いというか、やはりインパクトがありましたね。

 

冒頭の派手なコーラスは当時何言ってるか全然分からず、「タンタカタンタ、ラブソー ラブソー ラブソー…」とか言ってるのかと思っていましたが正しくは「I don't need your love at all ,love at all,love at all」だそうで、あなたの愛など全くいらないという事ですね。

 

この曲はジュリーのちょうど30曲目のオリコンTOP10ランクインとなりましたが、これが今のところ最後でもあります。

また、この曲のヒット中にソロ歌手としてのオリコンシングル総売上枚数が史上1位となりましたが、この記録は1991(平成3)年まで10年間にわたり続いたといいます。それまで最も日本でシングル曲を売ったソロ歌手だった訳です。

 

今ではとても自然体の姿で活動をしている、と思えるジュリーですが、若い頃のこのようなメイクや普段と違う姿を見せ続けた事が、逆に今の姿に帰り着いたのかな??とふと思わされることが多々あります。

なんにせよまだまだ曲をヒットさせて時代を牽引してってほしいなと思いますし、周りがアッっと驚くようなことを、まだまだしでかしてほしいですね。