今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (150)ホンキー・トンキー・クレイジー/BOΦWY(1985)

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作詞/作曲:BOΦWY

発売:1985(昭和60)年6月1日 (氷室京介:当時24歳)

売上:不明(オリコンチャートインなし)

   ※1989再発分:0.7万枚(オリコン最高61位)

1985(昭和60)年6月に発売されたBOΦWYのファーストシングルです。

 

●デビュー4年目の初シングル

BOΦWYといえば「ONLY YOU」(1987.4.6発売。最高4位。11.3万枚)などでブレイクした'80年代後半の日本のロックシーンを牽引してきたバンドで、サウンド面でも革命を起こしたと言われる、時代を変えたバンドでした。

デビューは1982(昭和57)年で、当時はまだ全然売れず、この年に「MORAL」というファーストアルバムでデビューし、翌1983(昭和58)年にセカンドアルバム「INSTANT LOVE」を発売するもやはり全然売れず、その間シングルリリースが全くない状態でもありました。

1984(昭和59)年は遂にアルバムリリースもなく、レコード会社契約を打ち切られながらも、「最後に1枚アルバムを作ろう」という言葉のもとで、体制を整えるうちにライブ動員が増えていき、1985(昭和60)年はその名も「BOΦWY」というタイトルのアルバムを制作、そんな中で初めてシングルとしてリリースされたのが本作でした。

デビュー4年目でそれまで全くシングルがなかった、シングルデビュー曲となります。

オリジナルでリリースした1985年版はオリコンチャート100位以内にランクインしませんでしたが、後年1989(平成元)年の再発版ではオリコン最高61位、0.7万枚の売上を記録しています。

 

●洗練されてきたスタイル

初期のBOΦWYは、後とは明らかに違う「角だらけ」のトンガった氷室氏のボーカルが印象的でしたが、これは全くヒットに至らないものでした。

 

次作アルバムではある程度丸みを帯びてきたそのボーカルでしたが未確立という感じで、時代を変えるサウンドとボーカルの萌芽が表れたのがこのシングルが出たサードアルバムの時期と言えるとおもいます。

 

●掛け合い

歌詞の聞き取りにくい曲だな、というのが粗方の感想ですが、今回記事にして歌詞を確認して「こういう歌詞だったのか」というのが結構ありました。

あとはサビの歌唱が呼応のように🎵Hey BOY Hey BOY な感じで掛け合いのように流れていくのも印象的な曲です。