間隔の開かないように頑張る「今日の1曲」。
今日はこの曲！
いつもの歌詞検索サイト載ってなかった(そんなマイナーな曲なのか？)ので、今回はこのサイトから歌詞を頂きました。
作詞／作曲：世良公則
発売：1981年4月5日
売上：1.5万枚(オリコン最高52位)
1981(昭和56)年4月発売のツイストの10枚目のシングル曲です。
ツイストといえば、世良公則さんが派手なアクションでロックをお茶の間に浸透させた「ロックの伝道師」的存在で、70年代後半サザンオールスターズが出てきたのとほぼ同時期にCharさん、原田真二さんと共に「ロック御三家」とよばれた存在です。
1977(昭和52)年、デビュー曲「あんたのバラード」で鮮烈にTV界を席捲し、その後も積極的なTV出演を重ね「宿無し」「銃爪(ひきがね)」「燃えろ！いい女」と立て続けにヒットを飛ばし、70年代末期に一気に時代の寵児となりました。
1979(昭和54)年末「SOPPO」まで6作連続オリコンTOP10入りを果たしていましたが、80年代に入り最初の「LOVE SONG」は最高12位と初のTOP10を逃し、「ザ・ベストテン」では最高9位でしたが、以後ランクインはならず、この番組に出るのは解散前の「スポットライト」1回きりとなりました。
当初の泥臭いロックから洗練されカッコいいロックへと変貌していき、音楽的発展を遂げている事を感じますが、これとは裏腹に当時世良さんの結婚もあってかヒットチャートの順位は坂道を転げ落ちるように下がっていき、81年に入って最初に出した本作では、それまでのワーストが最高29位だったのが、一気に最高52位まで落ち、売上も1.5万枚まで落ち込み、次の「SET ME FREE」がラストシングルとなり、この年限りで解散となってしまいます。
その後何度も再結成していたり、世良さんがソロになった時の「SERA BAND」にメンバーがいたり、決して仲違いや将来性の乖離などで解散になった訳ではない、と勝手に思っています。人気的に行き詰っての解散ではないかと。メンバーのうちベースの鮫島秀樹さんは後にハウンドドッグに加入しましたが、その後もツイストの再結成に参加していたり交流は続いていました。
それにしてもこのジャケット、アコースティックギターを抱えてポーズを取っていますが、この曲はゴリゴリのロックで、間奏でエレキがうねりまくっているので、すごく違和感があります。そして間奏に入る際のシャウトも独特ですが、カッコいいのですこれが独特で。
何度も♪ヤキモキBaby…というフレーズが出てきますが、「FUNKY MONKEY BABY」から拝借のフレーズなんだろうな、とか色々とエロい要素の多い曲だな、と初めて聴いた18歳の時思っていました。
「しめつけないでおくれ」とか「裸のお前」とか「隣の誰かとたわむれる」とか「またにしてよ またにしてよ」とかその手の事を思わせるフレーズてんこ盛りです。要するに「やらしい曲」です(笑) ハッハッハッ…っと○○ニーしているような声もあげていたり…
ところで「コレクトコール」というのも、もう死語でしょうか。
昔学生時代に親元へ電話するのに、コレクトコールへかけてから電話して、電話先(つまり親元)から電話代払ってもらうというサービスですが、よく使っていました。2015年だかにサービスを停止したそうで、携帯電話の普及した今、ほんの数年前まで残っていたのか？？というのが驚きですらありました。
ちなみにこの曲はシングル盤とパーション違いでアルバム「HIP！」に収録されているアルバムバージョンもあり、このバージョンは少々雑な造りで、シングル版はやはり造りに気合が入っている事を感じました。
