大寒も過ぎたし、そろそろ寒さのピークアウトをしてほしい「今日の1曲」。
今日はこの曲!
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発売:1990年1月10日
売上:48.9万枚(オリコン最高1位)
1990(平成2)年1月に発売された工藤静香さん9枚目のシングル曲です。
80年代を10代として駆け抜けて、90年代に突入して最初のシングルであり、彼女の10代でのラストシングルでもあります。ジャケ写の雰囲気がいかにも90年代初頭という感じがします。
オリコン最高は1位を記録しましたが、4枚目「FUーJI-TSU」から6作連続1位となり、連続1位は2作後の「私について」まで8作連続へと伸びていく事となります。
セールス的には5枚目「MUGO・N…色っぽい」から5作連続でほぼ50万枚前後と高水準で安定した売れ行きで、この時のMAXは6枚目「恋一夜」で60万枚を越えました。このセールスもここまでで、以後は30万枚前後で暫く推移します。
冒頭の♪ちょっと待ってよ ねぇ~ は、当時の彼女の口癖がそのまま使用されたといいます。
ここのフレーズには、というかこの曲にはですか、たまたまですが個人的な思い出?があって、この曲の出た1990年当時、友人とボウリングをしていて、最初好調だったのが急に不調になっていき、ちょっとおかしくなってきたその時にBGMとして流れてきたのがこの曲でした。
プレッシャー?というか、ちょっと固くなって、ボールを投げる時に途中で止まって「ちょっと待って!」と言った時に、この曲の冒頭♪ちょっと待ってよ ねぇ~が流れてきたのです! 気を取り直し再び投げ直そうとした時に友人が「♪ちょっと待ってよ ねぇ~」などと歌いだして。
それでまた調子を崩して失敗した時に、この曲の♪いいの いいの いいの~が流れてきて、友人は「いいの いいの いいの~ ガータでいいの」と歌いだし…。結局スコアはボロボロになってしまいましたが、今でもその30年以上前のことを思い出しては、楽しかったと思えます。そんな思い出と直結するエピソードがあったのがこの曲でした。
全体的な歌詞の意味よりも、こういう風にピンポイントにそのフレーズが刺さる事も多々ある訳で、この曲のニュアンスは歌詞と合わせ見て大体分かりましたが、個人的な思い出は、それと全く関係ないところでも発生したりするもので、そういうころがまた音楽の素晴らしい一面かもしれない、今回これを書いてて感じました。