今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (112)初恋サンライズ/つばきファクトリー(2017)

10日ぶりに仕事に行ったら、8月もすっかり終盤の「今日の1曲」。

 

今日はこの曲!

 

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作詞:井筒日美/作曲:山田祐輔

発売:2017(平成29)年2月22日(当時平均16.3歳)

売上:4.1万枚(オリコン最高3位)

2017(平成29)年2月に発売された、つばきファクトリーのメジャーデビューシングルです。

 

●待望のメジャーデビュー曲

それまでにインディーズで3曲リリースしているので、通算では4枚目となりますが、実質的なデビュー曲です。

同期グループとされる「こぶしファクトリー」のメジャーデビューに遅れる事約1年半、アイドルとしては長い年月の差をつけられていましたが、ようやくその同期と同じ土俵に立てた訳です。

 

サンライズジャンプ!

つばきファクトリーのそれまでの楽曲といえば、可憐な乙女の切ない恋心を歌い上げたものという印象が強く、「かわいい」「かっこいい」で言えば間違いなく「かわいい」系の楽曲が印象強いものがありました。

実力派のハロプロにあって「正統派アイドル集団」的な面が、逆につばきファクトリーの特徴であり、ウリでもあった部分ですが、「暗い」と言われ、常にこぶしファクトリーと比べられ…という点で、かなり雌伏の期間があり、グループ活動として「これからどうなっていくのか?」という不安もメンバーにはあったといいます。

 

しかし、この曲が初披露された時は、それはもう盛り上がった事と思います。

それまでの「つばき」にない楽曲で、圧倒的なポップソングで、それまでのおっとりした曲、しっとりした曲から殻を破るかのごとく、「弾けた」メロディーの痛快な楽曲で、従来のつばきのイメージを覆したといっても過言ではない、そんな楽曲でデビューした訳です。

 

そして、サビではMVでもメンバーがジャンプしていますが、ライブの時はファンもジャンプするそれはサンライズジャンプ」と呼ばれ、ファンの大きな楽しみの一つとなっています。それは「統率の取れたジャンプ」ともいわれ、一時期ライブでは「ジャンプは、"統率の取れたもの"ならOK」と言われるほどでした。

 

●セリフのつばき

そのサンライズジャンプをする前の3ヶ所に「セリフ」をいう場所があります。

一番最初の「♪こんな気持ち初めて」というセリフが最も印象的とされますが、これを言っていたのが元メンバーの小片リサさんでした。この曲の最も象徴的な部分のひとつ、といっても過言ではないぐらいの重要なフレーズとなりました。

以後のつばきの楽曲は、何かにつけて随所にこのような「セリフ」のついたものがリリースされ、つばきのウリの大きな一つにもなっています。

逆にこういう部分は、ハロプロの他のグループには難しい(「らしくない」という意味で)のかもしれないな、と感じる事もあります。

 

●9人⇒12人 さらにパワーアップ

初期は6人で活動していたものの数々の辛酸を舐め、メンバー増員をされた上でメジャーデビューが決まり、6人から9人になって練習の日々を積み重ね、9人で初めて出した作品でした。

 

それから5年…、同期でありライバルでも同士でもあった、こぶしファクトリーは既に無く、つばきファクトリーは即戦力の新人が入って今ではメンバーが12人に増えていて、初期の倍になっていますが、ここ1年で2度の武道館ステージを経験したり、MVの再生回が注目されたり、よりパワーアップして現在も活動しています。

8/25には富士河口湖で野外での5周年記念ライブも行われる事となり…と、こぶしファクトリーのなしえなかった事を次々と達成しています。

こぶしのいる間はなかなか抜く事ができなかったかもしれませんが、今はそのこぶしの分まで頑張ってる、この2グループはそんなドラマ性で見ると一層面白いのですが、これからもつばきファクトリーからは目が離せない、といったところです。

 

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