今日の1曲

古い曲に偏りますが1曲チョイスして綴ります。

今日の1曲 (133)燃える囁き/中村雅俊(1983)

10月下旬すっかり寒い土曜日を迎えた「今日の1曲」。

今日はこの曲!

 

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作詞:大津あきら/作曲:木森敏之

発売:1983(昭和58)年5月21日 (当時32歳)

売上:8.1万枚(オリコン最高28位)

1983(昭和58)年5月に発売された中村雅俊さん18枚目のシングル曲です。

 

●ドラマ主題歌

自身が主演したTBS系ドラマ「外科医城戸修平」の主題歌に起用された曲です。

現時点で最後のオリコンTOP10入りヒットとなった恋人も濡れる街角(最高5位。47.7万枚)の次のシングルで、オリコン最高28位、8.1万枚の売上を記録しています。

この時期の彼のシングルは大抵、ドラマ主題歌タイアップの形であり、この曲はサビの♪生~きてみて~ の部分が大変印象的な曲でした。

 

●黄金コンビ

作詞が大津あきらさん、作曲が木森敏之さんで、歌うは中村雅俊さん、といえば…

「心の色」(最高1位。69.7万枚)という大ヒット曲が浮かびますが、

この曲も、その「心の色」に続くシングル「君の国」(最高20位。10.5万枚)以来、2作ぶりにこのコンビでつくられました。いずれもそれなりに売れた曲となりましたが、大津氏も木森氏も共に早世されたのが悔やまれます。

 

●歌詞

ネガティブに思い悩む相手に、そっと優しく声を掛けて、もっとそばで生きてみて!大丈夫だよ、と励ますような曲、でしょうか。生まれ変わった気持ちで、これからまっすぐ前を向いて、生きていこうよ、と励まされるようなメッセージソングに聴こえました。

サビの♪生~きてみて~ の部分が、最初は低い小声で歌って、次に高い音で歌い上げて、という同じフレーズを強弱つけて歌ってるのが印象的な曲です。この曲のサビだけは当時から知っていましたが、記憶に残ってるのは2度目の「歌い上げ」の方だけで、後年改めてフルで曲を聴いた時に初めて、最初の「低い小声」があった事を知りました。

♪生~きてみて~ に続くのは♪もーーっとーそーばでー、というものですが、「もっと」の部分が彼の歌い方はいつも「もっと」という感じで歌われるんですよね。♪不器用に~そう~の部分はもっと顕著で「ぶきよーにー、そー」って感じで、この言葉通りに歌うとだいぶ「雅俊節」になります(笑)

 

●メロディー

全体に淡々としたピアノのメロディーがベースに聴こえてきてストリングスが引っ張るように流れてきて、サビにはドラマが入ってきて、間奏はピアノソロが目立ってと思ったら、2番になるとAメロからドラムが入り、2番のサビになるとかなり壮大なBGMになった感がありました。

 

●髪型

この当時の雅俊さんの髪型というと、若い頃に比べるとかなり短くはなってはきていましたが、まだ少し耳に髪がかかっている感じで、耳が完全に出るのは2年後の1985(昭和60)年ごろでしょうか。

 

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